2013年1月31日木曜日

三菱電機,ゲーマー向けの23インチフルHD液晶ディスプレイ「MDT231WG」発表。IPSパネル採用で倍速駆動&

 2010年11月16日,三菱電機は,ゲーマー向けと謳う23インチワイド液晶ディスプレイ「MDT231WG」を発表した。同社の多機能ディスプレイ製品ブランド「VISEO」ブランドの新製品となる。  11月30日発売予定で,予想実売価格は11万8000円前後。 MDT231WG。パネルはノングレア加工されている。解像度1920×1080ドット,画素ピッチ0,pso2 rmt.265mm  MDT231WGは,「ゲームに高い関心とスキルを持っているユーザーを満足させる」と謳われるディスプレイだ。大きな特徴は,下に挙げる4項目という。  まず1.だが,これはVISEOブランドのディスプレイ製品で採用され続けている映像エンジンの最新モデル「MP ENGINEIII」に関連した項目となる。  MDT231WGでは,アラド戦記 RMT,MP ENGINEIIIの動作モードとして, MP ENGINEIIIの3モード の3つが用意され,レベル3と2では,業界で初めて採用したLEDバックライト制御技術「LEDバックライトブリンキング」により,残像感を低減させているとのこと。実際,動画応答時間を示す「MPRT」(Moving Picture Response Time)は,一般的な液晶ディスプレイが20?24msのところを従来製品「MDT243WG II」で10msまで短縮していたが,MDT231WGではさらにこれを5.5msまで短縮し,CRTディスプレイの2?4msに近づけてあるという。  また,レベル2と1では,「LEDバックライトスキャニング」で,やはり残像感の低減も図られている。  なお,上で「表示遅延低減」とあるが,「MP MODE無効時と比べてレベル3と1で表示遅延がどれだけ短縮されるのか」については明らかになっていない。 MP MODEレベル3の概要。120Hz駆動で同一フレームを単純に2度描きしつつ,2回に1回のペースでバックライト点灯時間を設けることで,CRTディスプレイに似た動作を実現。これにより,前のフレームの映像が網膜上で重ならないようになるため,残像感を受けにくくなるという理屈だ MDT231WGでMPRTの短さはここまでCRTディスプレイに近づいたと謳うスライド(左)。右はMP MODEレベル2の概要で,画面の上から下に向かって黒いバーを移動させるような感じで順繰りにバックライトを点灯させることで黒を強調し,残像感を低減するLEDバックライトスキャニングの採用がアピールされている
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